
もくじ
- 水泳で消費できるカロリーはどれくらい?
- 水泳で鍛えられる筋肉や体の部位は?
- 水泳で期待できる美容効果とは?
- 水泳のときに使いたい美容効果のあるグッズ
- 水泳で考えられるデメリットは?
- 水泳でバランスよくスリムになろう
水泳で消費できるカロリーはどれくらい?
水泳は有酸素運動の中ではもっとも消費カロリーが高いスポーツに数えられています。具体的な例で示すと、体重が約50キロある人が1キロメートルウォーキングをすると、約50キロカロリーが消費されます。一方、同じ人物が水泳をした場合、同様に1キロメートル泳ぐと約200キロカロリー消費できるのです。もちろん水泳したときの消費カロリーには個人差があり、運動するときのスタンスなども影響してきます。一生懸命に泳いだほうが消費カロリーも高くなるため、ダイエット効果をアップさせることも可能です。
泳ぐときに腹式呼吸を取り入れると、さらなるカロリー消費が期待できます。腹式呼吸で空気を吸い込んだり吐き出したりするときには、横隔膜を上下に動かして調節しています。横隔膜は不随筋の1つです。腹式呼吸をすると、泳ぎながら横隔膜の筋トレをしているようなものなので、効率的なカロリー消費がおこなわれることになります。腹式呼吸でたくさんの酸素を吸い込めば、有酸素運動の効果をアップさせることにもつながるのです。
また、泳ぎ方によっても消費カロリーは異なります。女性がおよそ一時間水泳をおこなった場合ですが、クロールで泳ぐと約1039キロカロリーで、平泳ぎだと約544キロカロリーの消費です。しばらくスイミングから遠ざかっていたという人は、水中ウォーキングからはじめるという手もあります。水の中で歩くと水圧や水の抵抗がかかるので、単純計算してみても、水からの抵抗がある分だけ陸の上でのウォーキングよりも運動量が増えます。水中ウォーキングを1時間おこなうと、約198キロカロリーの消費が期待できるのです。
水泳で鍛えられる筋肉や体の部位は?
水泳は、全身を使っておこなうスポーツです。そのため、全身のボディメイクに役立ち、身体中をバランスよく鍛えることが可能です。水中では全身に水圧や水の抵抗による負荷がかかることも、多種多様な筋肉のトレーニングにつながっています。基本的には全身運動である水泳なのですが、泳ぎ方を選ぶことによって、鍛える身体のパーツをある程度絞り込むことも可能です。身体の前側と背面にある筋肉を主なターゲットにして鍛えたいときは、背泳ぎやクロールで泳いでみましょう。
インナーマッスルを鍛えたい場合には、水中ウォーキングがおすすめです。浮力が作用する状態で歩くことになるため、普段では鍛えにくいインナーマッスルに効果があります。プールの中で歩くと、スネにある前脛骨筋(ぜんけいこつきん)も鍛えられます。ただ漫然と歩くのではなく、背筋を伸ばしましょう。かかとから着地してしっかりと踏み込み、身体を前に押し出すときには、つま先でプールの底を蹴るようにします。ヒザを高く上げるようにしながらウォーキングすると、大腰筋のトレーニングに効果的です。慣れてきたら速度を上げたり、ステップを広くしたりしてみましょう。運動の強度が高まるので、消費カロリーのアップにつながります。
水泳で期待できる美容効果とは?
水泳は、高い消費カロリーでダイエットに効果が大きいだけではなく、美容や健康面でもメリットが期待できるアクティビティです。水泳や水中ウォーキングは水の中でおこなうため、全身は水流にさらされることになります。すると血行がよくなるので、たっぷりの酸素や栄養分が血液で全身に運ばれるのです。肌にも十分な栄養が行き渡り、美肌効果につながります。また、代謝のアップも促されるので、太りにくい身体に生まれ変わることも可能でしょう。
泳ぐときには腕を回すため、肩甲骨周りの筋肉がほぐれます。そのため、肩こりの症状緩和や予防にもなります。水中なので水圧がかかるため、肩や背中、腕の周りのむくみを改善させることも可能です。水深が深ければ深いほど水圧は大きくなるので、足のむくみが気になる人には水中ウォーキングがおすすめです。そのほかにも、心肺機能を鍛えることができたり、全身を引き締めたりすることができます。インナーマッスルが強化されると伸びた背筋をキープできるようになるので、姿勢をよくする効果も期待できます。
水泳のときに使いたい美容効果のあるグッズ
美容効果をさらにアップさせたい場合は、スイミングのお供として活動量計を導入してみるのはいかがでしょうか。活動量計は、心拍数や消費カロリーなどを記録してくれるウェアラブルデバイスです。腕や胸などに着用しているだけで、日常の中のアクティビティを記録してくれます。たとえば水泳では、泳いだ距離や速度などのログも記録します。腕時計やブレスレットのようなフォルムをした端末で、スマートフォンとリンクさせて、分かりやすく簡単にデータをチェックすることが可能です。中には睡眠計測の機能やGPSがついているモデルもあり、24時間着用すれば日常のあらゆるデータを記録して管理することもできます。体重の変化も入力すれば、ダイエットにも役立ちそうです。
水泳の際に使うモデルを選ぶ場合には、防水性が高いことが条件になります。水中で泳いだりウォーキングをするのでしたら、生活防水では十分とはいえません。防水でも、対象となる水深には幅があります。水深の対応は何メートルまでになっているのかも、忘れずにチェックするようにしましょう。長い時間つけたままになるので、ストレスにならないサイズを選ぶことはもちろん大切なことです。装着感にも違いがあるため、実際に着け心地を試してみると安心です。デザインもバラエティーに富んでいて、スポーティなものからエレガントでスタイリッシュなタイプまでそろっています。見た目も重要ですが、スマートフォンとの連動で使用するため、機能面の観点からアプリの使いやすさもチェックしましょう。
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水泳で考えられるデメリットは?
水泳は水圧や抵抗のある中で、腕を使うことの多いスポーツです。そのため、泳ぎ方次第では上半身の筋肉が強化されて、肩幅が広くなるケースもあります。毎日プールに通って、長時間泳ぎ続けていたら肩回りに筋肉もつきそうです。しかし、エクササイズとしておこなうような泳ぎ方をしている限りは、肩幅が広くなることを心配する必要はないでしょう。水泳選手を見ると、確かにがっちりとした筋肉質の身体つきの人もたくさんいます。しかし、水泳選手の場合はトレーニングの量と質が違います。水泳以外にも、筋トレなどのメニューも取り入れているでしょう。普通に泳ぐだけでは、そこまでの筋肉質になることはレアケースだといえます。
ただ、肌が乾燥気味になるというリスクは存在します。泳いでいる間は、ずっと肌が水と接していることになります。すると、肌の表面を覆っている皮脂が洗い流されてしまうのです。プールの水には塩素が入っているため、それも肌にダメージを与える原因の一つになりえます。水泳の後には保湿効果の高いボディーローションなどを忘れずに使って、念入りなスキンケアを心がけましょう。
水泳でバランスよくスリムになろう
水の中では身体が浮くため、体重が気になる人でもヒザや腰の関節に負担をかけることなく、全身運動をおこなえるスポーツです。泳ぐことに抵抗がある人はプールで水中ウォーキングをしてみても、同様の恩恵が受けられます。水泳は消費カロリーが多い有酸素運動なので、バランスよく全身を鍛えながらスマートな体型作りを目指すことができます。
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