
もくじ
- スケボーを始められるのはデッキに一人で立てる小学生から
- スケボーでは下半身や体幹が鍛えられる!
- スケボーは打撲や擦り傷などが起きやすいスポーツ!
- スケボースクールの月謝相場は1回2000~3500円程度
- 初心者からエキスパートまで対応!おすすめのスクールを紹介!
- まずは公園などで親子でスケボーを楽しんでみよう
スケボーを始められるのはデッキに一人で立てる小学生から
スケボーを本格的に子供に習わせる場合はスクールを利用することになります。とはいえ、子供に限定したスクールというものはなく、大人に混じって参加する形式になるのが一般的です。子供の対象年齢についてはスクールの公式サイトにも記載されていないケースがほとんどで、厳密な決まりはありません。
スケボーとは正式名称をスケートボード(Skateboard)といい、4つの車輪がついたデッキと呼ばれる板を使います。競技としてのスケボーはさまざまなタイプの競技場で技(トリック)を披露してその難易度や出来映えを争う現代的で華やかなスポーツです。
一方、子供たちに人気のブレイブボードは2枚の板がパイプで連結されたもので、それぞれの板に1つずつ車輪がついています。2輪なので自立せず、乗り手が降りると倒れます。スケボーを前に進めるためには足で蹴って加速しなくてはなりませんが、ブレイブボードなら上手にバランスを取れば自走できるのが特徴です。ブレイブボードはスポーツと言うよりも玩具の1種と考えてよく、習い事をする場合はスケボーが対象になるでしょう。
スクールに入る場合は最低でもデッキの上に一人で立てることが求められるため、小学生になってから始めるのが望ましいかもしれません。有名選手のなかには6歳頃から始めている例もあるものの、「親もスケボーをしていて幼い頃から親しんでいた」などといったケースがほとんどです。子供は下半身の筋力が弱く不安定になりやすいので、最初は大人が付き添って子供の安全を守りましょう。
スケボーでは下半身や体幹が鍛えられる!
スケボーを子供の習い事にすることにはいくつかのメリットがあります。その1つが、下半身や体幹が鍛えられることでしょう。スケボーのデッキは4輪なので自立しますが、車輪がついた板の上に乗るのはそう簡単ではありません。デッキを上手く乗りこなすためには、下半身の筋力やバランス感覚、体幹の強さが不可欠です。スケボーをすることで太ももやお尻、ふくらはぎなど下半身の筋肉がバランス良く鍛えられます。
スケボーのデッキを横から見ると前方と後方の板が反っていることに気づくでしょう。前方の反りをノーズ(Nose)といい、反りの角度をキックと呼びます。後方の反った部分がテール(Tail)です。ジャンプなどのトリックをするときにはノーズやテールを強い力で踏む必要があります。キックが強いほど高く飛べますが、より強い力が必要になるのです。
スケボーの大会で、不安定な場所に飛び乗って滑り降りたり、ジャンプして空中で何回も回転する様子を見たことがあるかもしれません。このようなトリックを安全に実施するためには体幹の強さが重要です。体幹とは胴体の姿勢を正しく保つことを指します。空中でバランスを崩すと大ケガにもつながりかねません。体幹を整えることは他のスポーツを始めるうえでの基礎にもなるでしょう。
スケボーは打撲や擦り傷などが起きやすいスポーツ!
スケボーは基本的にコンクリートの上で行うスポーツです。不安定なデッキに乗ってスピードを出したり、階段を飛び下りたりといった激しい動きをするものなのでケガも少なくありません。スケーターにとってちょっとした打撲や擦り傷程度のケガは日常茶飯事です。具体的には、転倒して受け身を取った際にできるひじやひざのケガ、転倒して手をついたときにできる手のひらの打撲や擦り傷などといったものが挙げられるでしょう。
足首をひねる捻挫(ねんざ)も少なくありません。スケーターのあいだではこれを「グリッチョ」と呼んでいます。足首周辺の靭帯という細い筋肉が無理に引き伸ばされてしまうもので、バランスを崩して着地したときなどに起きやすいケガです。靭帯が切れてしまうこともあります。
転倒の仕方がひどいと、骨折や顔面打撲、頭部強打などの大ケガにつながる可能性も出てきます。ひどいケガを防ぐために、ヘルメットやプロテクターなどを必ず装着するよう徹底しましょう。
Amazonで購入する
スケボースクールの月謝相場は1回2000~3500円程度

スケボーを習わせるうえで気になることの1つにスクールの月謝があるのではないでしょうか。地域や教えるレベルによっても異なりますが、一般的に1回2000~3500円程度を目安にすれば良いでしょう。週に1回などのペースで定期的に通う通常の習い事と違って、特定のトリックやポイントに絞ったレッスンにその都度申し込んで指導を受けるという形式になるのが一般的です。会場となるスケートパークの利用料金がかかってくるスクールがある一方で、初心者なら無料でレッスンが受けられるスクールがあるなど、その内容も非常にバリエーション豊富です。
スケボーはデッキがないと練習できませんが、自分で用意しなくてはならないスクールも珍しくありません。これから習い事をさせようと考えているママのなかには、「長続きするかどうかわからない」「お試しで体験させてみたい」と考えている人もいるでしょう。デッキの性能はスケーターのケガに直結する重要なポイントなので、安いものを買って済ませるわけにはいきません。プロテクターなどそろえるものも多いので初期費用がかかります。自分で購入するかどうか迷っているなら、デッキなどをレンタルできるスクールを検討してみるのも1つの方法です。
初心者からエキスパートまで対応!おすすめのスクールを紹介!
最後に、さまざまなレベルのスケーターに対応しているおすすめのスクールを3つ紹介します。
H.L.N.A SKYGARDEN スケートボードスクール
2019年3月にリニューアルされた「お台場ダイバーシティ東京プラザ」の7階に整備されたスケートパークを練習場にしている大手スクールで、レッスン料は1回3500円です。初心者が参加できるビギナースクールでは、デッキに乗れるようになるところから指導してもらえます。
中級者向けのミドルスクールや「ガールズ+オトナ限定ナイトスクール」など多様なレッスンが開催されているのが特徴といえるでしょう。さらに上を目指したい人は上級者クラスやエキスパートクラスに進むことも可能です。
ムラサキパーク東京 スケートボードスクール
大手スポーツ用品メーカーのムラサキスポーツが主催するスクールで、練習場は「ムラサキパーク東京」がメインになるでしょう。毎回趣向を凝らしたレッスンを開催していることで知られており、レッスン対象者もその都度変わります。公式サイトであらかじめスケジュールを確認しておくと安心です。参加費は2000円前後で、デッキは700円、ヘルメットは300円でレンタルできます(税抜き)。
世田谷公園スケートボードスクール
「世田谷公園SLパーク」で定期的に開催されている初心者向けのスクールで、無料で利用できるのが魅力です。ただし、デッキやヘルメットなどのレンタルはありません。自分で用具を持っている人が対象になるので注意が必要です。「本格的なスクールに申し込む前に、基本的なレクチャーを受けたい」と考えている親子にはうってつけではないでしょうか。
まずは公園などで親子でスケボーを楽しんでみよう

スケボーはコンクリートの上でボードに乗ってバランスを取るスポーツで、難易度が高めです。スケボーを習わせたいと思っている場合でも、いきなりスクールに入れるのはややリスキーかもしれません。まずは公園などに親子で出かけて、遊びとして体験してみてはいかがでしょうか。子供が楽しいと思えるようであれば、その適性を判断したうえでスクールに通わせることを検討してみましょう。
他の習い事にも興味があるなら下記の記事がおすすめです♡
【スポーツを通して子育てをしよう♪お守りとしての保険もご紹介!】の記事はこちら
いいね!・フォローしよう
spoit の人気記事をお届けします。
ライター

子育てのおすすめ記事





編集部おすすめ記事



