
もくじ
- まずはカーリングの歴史とルールを知ろう
- 芸能人もカーリングに興味津々
- 見どころが分かれば魅力がわかる
- 有名イケメン選手に注目して観戦を楽しむ
- カーリングが観戦できる施設と場所を紹介
- カーリング観戦を楽しんでみよう
まずはカーリングの歴史とルールを知ろう
カーリングの歴史やルールについてご紹介します。
氷上のチェスと呼ばれるカーリング
カーリングは氷上で行われるスポーツで、重さ約20キロのストーンと呼ばれる石を滑らせて、約40メートル先のハウスと呼ばれる円の標的に近づけて得点を争う競技です。
4人1組がチームになり2チームで対戦します。1エンド(1ゲーム)で各チームが交互に8回ずつストーンを投げ、最終的にストーンの位置がハウスの中心に近いほうが点を獲得し、それを10エンドまで繰り返します。競技時間は約2時間半にも及びます。
カーリングのルールは単純でも、戦略が高度
カーリングは乱暴な言い方をすれば、2チーム8人が、サークルに向けてストーンをひたすら投げる競技です。サークルにより近い位置にストーンを置いたほうが勝ちという単純さですが、試合運びはそんなに簡単ではありません。
得点できるのはサークルに近いほうのチームだけなので、最終的にストーンを有利な位置に置くために、相手のストーンを弾き飛ばしたり、逆に自分のストーンを守るためにストーンを並べてガードを固めたりと、緻密に戦略を立てながら試合を進めます。
カーリングの歴史はとても古い
カーリングの歴史は、15世紀~16世紀のスコットランドが発祥と言われていますが、北欧の国という説もあります。いずれにしても、凍りついた池の上で平らな石を滑らせて遊んでいたのがきっかけのようです。
16世紀のオーストリアの画家ブリューゲルの「狩人」という作品には、氷上でカーリングのような遊びを楽しむ人々の姿が描かれています。現在のようなスポーツ競技としてのカーリングのルールは、カナダで確立されたと言われています。
芸能人もカーリングに興味津々
カーリングに興味がある芸能人をご紹介します。
岡田結実はストーンを投げるもコケる
タレントの岡田結実は2018年6月、人気情報番組シューイチプレミアムの撮影で軽井沢アイスパークを訪れ、ジャングルポケット斉藤やパンサー向井らとカーリングに挑戦しました。
白のニット帽とスキニーデニムのコーデがキュートに決まっている岡田結実ですが、ストーンを上手く投げられずに氷の上でコケてしまいました。20キロもあるストーンを遠くに飛ばすのは、思った以上に難しいことのようですね。
にわかカーリング芸人、フルーツポンチ村上
お笑い芸人のフルーツポンチ村上は、カーリングが大好きなのだそうです。2018年4月放送の人気バラエティ番組「アメトーーク!」に、カーリングが大好きなのに浅い知識しか持たない「にわかカーリング芸人」として出演し、にわか知識を披露しました。
また長野県にある軽井沢アイスパークまで足を運び、カーリング競技も体験しました。村上は持ち前の運動神経のなさを惜しみなく発揮し、それなりに楽しんでいた模様です。
平野ノラのモノマネが冴える
お笑い芸人の平野ノラは、2018年2月自身のインスタグラムで、カーリング韓国チームのキャプテン「メガネ先輩」ことキム・ウンジョ選手のモノマネを披露しました。
本人のトレードマークである真っ赤なバブリースーツ姿のまま、キム・ウンジョ選手風の黒縁メガネとひっつめ髪をして、華麗にストーンを投げるポーズをキメています。完成度の高いエッジの効いたモノマネが話題になりました。
見どころが分かれば魅力がわかる
カーリングの見どころや魅力をご紹介します。
氷上のチェスと言われる頭脳戦術
チェスのゲームのように戦略を立て、チームで戦うのがカーリングの魅力であり最大の見どころです。カーリングは4人のチームで構成され、それぞれ役割が決まっています。
リードと呼ばれる1投目・2投目を投げる選手、セカンドと呼ばれる3投目・4投目を投げる選手、サードと呼ばれる5投目・6投目を投げる選手、そしてスキップと呼ばれる7投目・8投目を投げる選手がいます。スキップはチームの司令塔で、作戦を組みたて、試合を戦略的に進めるリーダー的存在です。
サードはスキップの補佐的存在で、スキップが投げるときはスキップに代わり指示を出します。リードとセカンドはスウィーパー(掃き手)を担当します。
「ヤップ」「ウォー」掛け声を理解しよう
カーリングの試合では、選手たちが大声で何かを叫んでいるのを耳にしますが、あの掛け声にはちゃんと意味があります。掛け声は主にスキップがハウスの中からスウィーパーに支持を出すために発せられます。スウィープとはブラシで掃く行為のことで、氷をスウィープすることでストーンの速度や角度をコントロールします。
例えば「イエス、ヤー、イエップ」は「スウィープしろ」の意味、「ウォー、ノー、オフ、アップ」は「スウィープをやめろ」の意味です。他にも「ハード(もっと一生懸命)」、「ハリー(もっと速く)」などの掛け声もあります。掛け声の意味がわかるだけでも見どころが増してより魅力を理解できますね。
おやつタイムやファッションにほっこり
カーリングは一般的なスポーツ競技のような派手で激しい肉体の動きは要求されませんが、それらのスポーツとは違った魅力があります。約2時間半もの間、頭脳をフル回転させて試合をコントロールする集中力を要求される点が見どころであり、氷上のチェスと言われる所以となっています。
将棋や囲碁の世界にも共通するものがあります。試合の途中でおやつを食べる時間もあり少しほっこりした気持ちになりますが、それも脳と身体に休憩と栄養を与えるためには必要不可欠です。ほっこりといえば、ハート柄など派手な柄のパンツを履いて試合に臨む男子チームが話題になりました。ファッションで観客を楽しませてくれるとはうれしい限りですね。
有名イケメン選手に注目して観戦を楽しむ
有名イケメン選手をご紹介します。
清水徹郎選手は長身のイケメン
ちまたでは女子カーリングの選手が可愛いとか、海外の選手が美人すぎるなどと話題になっていますが、日本の男子選手も負けてはいませんよ。
こちらもなかなかのイケメン揃いと評判です。なかでも注目なのは、清水徹郎選手です。現在国内カーリングのトップ選手として活躍していますが、ルックスもかなりかっこいいと人気が高まっています。
カーリングファミリーの長男
清水徹郎選手は、1988年2月10日生まれ。身長180センチ、体重69キロ、長野県出身です。清水徹郎さんの妹・清水絵美さんと弟の清水芳郎さんもカーリング選手です。
お父さんも地元長野でカーリングの指導者をしているそうで、まさにカーリングのエリートファミリーですね。清水徹郎選手は2018年3月に開催された、男女ペアを組んで競う混合ダブルスの日本選手権に出場し、吉田知那美選手とペアを組んで話題になりました。
サッカーのコンサドーレ札幌がカーリング?
清水徹郎選手は現在、北海道コンサドーレ札幌カーリングチームに所属しています。北海道コンサドーレ札幌といえばサッカーJリーグのクラブチームとして知られていますが、2018年8月1日にカーリングクラブチームを発足し、清水徹郎選手を迎え入れました。
子供の頃はサッカー選手になるのが夢だったという清水徹郎選手ですが、不思議な縁を感じますよね。
カーリングが観戦できる施設と場所を紹介
カーリングが観戦できる施設と場所をご紹介します。
最新施設どうぎんカーリングスタジアム
カーリングの試合を観戦できる施設に、「どうぎんカーリングスタジアム」があります。場所は北海道の札幌市にあり、住所は札幌市豊平区月寒東1条9丁目です。札幌市営地下鉄・東豊線「月寒中央駅」から歩いて10分程度で到着します。すぐ近くにはアイスホッケーやフィギュアースケート競技の試合も開催される「月寒体育館」があります。
詳細はこちら
カーリングの体験もできる!
「どうぎんカーリングスタジアム」は誰でも気軽にカーリングを体験できます。シューズや道具もレンタルできるので、手ぶらで来ても大丈夫です。
インストラクターが常駐し、丁寧に解説してくれます。カーリングが初めての人でも気軽に参加できる「カーリング教室」や「カーリングレクリエーション」も開催していますので、興味がある人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
他にもある国内のカーリング施設
「どうぎんカーリングスタジアム」の他に試合を観戦できる施設に「軽井沢アイスパーク」があります。国内の主要大会や国際レベルの大会が開催できる国内最大級の通年型の施設で、大きな公園やプールも併設されています。
また、 公式大会だけでなくカーリング初心者向けの体験レッスンや、カーリング愛好者向けの大会も開催されています。
カーリング観戦を楽しんでみよう
カーリングの試合を実際に観戦すると、思ったよりもテンポ良く試合が進んでいくのがわかります。選手たちは軽やかに氷の上を移動し、ぶつかり合うストーンの音が気持ちよく会場に響きます。選手が投げるストーンを見ながら戦術を一緒に考え、予測するのがカーリングの醍醐味といえるでしょう。
でも、どんなに緻密に戦略を立てても、ショットのミスや敵の出方ひとつで状況は一変します。ゆったりと試合が進んでいるように見えて、実はハラハラドキドキの連続なのがカーリングなのです。ルールを知れば、これまでとは違った楽しみ方ができるようになりますよ。
いいね!・フォローしよう
spoit の人気記事をお届けします。
ライター

ルール/歴史のおすすめ記事





編集部おすすめ記事



