女性の場合、トレーニングやフィットネス中にどのようなメイクをするのかは気になるところですよね。運動をするときのメイクのやり方を間違えてしまうと、肌荒れの原因にもなりかねません。間違ったメイクで肌が荒れるのを防ぐためにも、正しいメイクの仕方を押さえておきましょう。この記事では、トレーニング時のメイクのポイントについて解説していきます。

もくじ

  • トレーニング・フィットネスでは汗をかくことを想定してメイクは控えめに
  • ベースメイクではファンデーションの厚塗りは避ける
  • アイブロウには眉ティントがおすすめ
  • アイメイクにはウォータープルーフタイプを使用
  • チークは省くのも手
  • トレーニング後にはすぐにクレンジングをするのが鉄則!

トレーニング・フィットネスでは汗をかくことを想定してメイクは控えめに

筋トレなどのトレーニングは、屋内で行うのが基本です。そのため、「周囲の目が気にならないなら、わざわざメイクをする必要はないのではないか」と思う人もいるでしょう。しかし、ジムなどの施設へ移動するときや、窓ガラスを通して差し込んでくる紫外線をブロックするために、日焼け止めは忘れないように塗っておくことが欠かせません。また、トレーニング・フィットネスを行う場合は、汗をかくことが予想されます。汗をかく程度は取り組むメニューによっても異なります。しかしながら、激しい運動を行う場合には、大量の汗をかくこともめずらしくはないでしょう。たくさんの汗をかくときには、メイクを控えめにしておくことがポイントです。

汗をかく前に厚塗りのメイクをしてしまうと、肌にとっても良くありません。運動をして代謝が良くなると、通常時よりも毛穴は開いた状態になります。このとき、開いた毛穴にファンデーションや下地などの化粧の成分や汗が詰まってしまうと、ニキビや毛穴汚れなど、肌荒れを引き起こす原因となる恐れがあります。したがって、運動をして汗をかくことがわかっているのであれば、メイクは薄化粧を基本とすることが大切です。運動中にも美しさを保ちたいのであれば、汗が気になるからといってファンデーションの厚塗りをするのではなく、ポイントメイクで対応するという方法もあります。

ベースメイクではファンデーションの厚塗りは避ける

普段から肌荒れが気になっている人のなかには、ベースメイクに特に力を入れている人が多く見られます。しかし、運動で汗をかく前には、ファンデーションの厚塗りは極力控えることがポイントです。ファンデーションを厚塗りしてしまうと、運動で毛穴が開いたときに毛穴詰まりの原因となる可能性があります。そのため、運動前には、ベースメイクであえてファンデーションを塗らないという方法も検討してみましょう。運動をする前には、日焼け止めと下地クリームをかねたものを使用し、そのうえからパウダーを重ねる程度のベースメイクを意識することがポイントです。

ただ、肌荒れやニキビ跡などが気になる場合で、「運動で汗をかくとわかっていても、どうしてもファンデーションが塗りたい」という人も実際には見られます。このようなケースでは、ベースメイクでオイルフリーのリキッドファンデーションか、ミネラルファンデーションを使ってみると、肌のさまざまな悩みをカバーしてくれます。たとえば、オイルフリーのリキッドファンデーションは肌に密着するだけでなく、汗や水に強いものもあるため、トレーニング時にもふさわしいアイテムです。加えて、ミネラルファンデーションは天然のミネラル成分で作られているため、汗や皮脂による酸化や汚れを招く心配はなく、肌に大きな負担を与えることはありません。もし、ベースメイクでニキビやシミをカバーしたいのであれば、ファンデーションではなく、スポット的にコンシーラーを使用して、厚塗りを避けるように心がけましょう。

スポーツ用ファンデーションについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてくださいね♡
【運動中の汗でファンデが崩れない!スポーツ女子必見ベースメイク術♡】の記事はこちら

アイブロウには眉ティントがおすすめ

普段のメイクでアイブロウを使っていると、汗で崩れてしまうということはよくあります。アイブロウメイクが崩れると、ベースメイクなどをどんなに丁寧にしていても、見た目の印象が大きく変わってしまいます。そのため、トレーニング・フィットネスに出かける前でも、アイブロウメイクはきれいに行っておくのが理想です。たとえば、自眉が薄い人がアイブロウパウダーだけを使ってメイクしてしまうと、汗をかいた後、長時間眉のきれいな状態を維持するのはとても難しいでしょう。したがって、自眉が薄い場合はアイブロウパウダーよりも消えにくいペンシルタイプを使って、眉が薄い部分を中心にしっかりと描いておくことがポイントです。

また、「汗をかくとアイブロウが落ちてしまう」という人は、数日間消えないことが最大のメリットとされているティントタイプの活用も検討してみましょう。ティントタイプは一度眉に塗っておくと、アイブロウメイクを数日間は保つことができるという便利なアイテムです。ティントタイプは汗や水に強いため、洗顔をしたくらいでは落ちる心配がありません。ゆえに、運動などで汗をかくときには、ティントタイプでのアイブロウメイクが適しています。さらに、アイブロウメイクが気になるのであれば休憩中などに鏡で見てチェックするなどして、アイブロウが消えていないかどうか確認することも大切です。

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【スポーツ女子必見のアイブロウ!運動中に落ちない眉メイクのコツ♪】の記事はこちら

アイメイクにはウォータープルーフタイプを使用

運動すると額から汗が垂れてくるだけでなく、目の周りも汗をかきやすい傾向にあります。そのため、アイメイクにこだわりたい人は、目の周りにはウォータープルーフタイプのアイシャドウやアイライン、アイラッシュを使用してみましょう。アイメイクが落ちてしまうことの原因としては、さまざまなことがあります。まず、汗や涙です。汗や涙が分泌されると、どんなに丁寧にアイメイクをしていても、メイクが落ちてしまう可能性があります。ほかにも、摩擦や皮脂でもアイメイクは落ちる恐れがあります。目をこする癖がある人や、朝しっかりと洗顔せずにメイクをしてしまう人などは、何気ない行動からアイメイクの崩れを招いている可能性があるといえるでしょう。

ウォータープルーフタイプのメイクアイテムは、汗をかくことを想定して作られたものです。もし、運動する前にアイメイクをするのであれば、ウォータープルーフタイプのものを使用すると良いでしょう。加えて、アイメイクの場合は、アイラインを引いておくだけでも、目がきりっとした印象になります。たとえば、目を強い印象にしたい場合は黒のアイラインを、自然で柔らかい印象にしたい場合は茶色のアイラインを選ぶと、雰囲気をがらっとかえる効果があります。

スポーツ時におすすめのアイシャドウについて、詳しく知りたい時は下記の記事もおすすめですよ!
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チークは省くのも手

メイクをするとき、「チークは必ず入れなければいけない」と思っている人はたくさんいます。しかし、「チークはあえて入れない」という選択肢もあります。トレーニングをすると、血行が良くなり自然と頬に赤みがさすという人も多いでしょう。そのため、チークをしなかったとしても、顔色が良く、元気に見せることができます。加えて、走るなど激しい運動をすると、顔が赤くなる人もいます。このような人の場合は、チークを塗っていることによって、顔の赤みが余計に誇張されてしまうという特徴があるのです。トレーニング時は肌のためにも薄化粧のほうが良いため、チークを省くのもひとつの手といえます。

ただ、運動するときでも、どうしてもチークを塗りたい場合は、肌にやさしいミネラルタイプか、厚塗りに見えないパウダータイプを薄く重ねるように塗っておくと良いでしょう。薄塗りであれば、肌がきれいに見える、小顔に見えるなどのメリットにつながるでしょう。

トレーニング後にはすぐにクレンジングをするのが鉄則!

汗はメイクの大敵です。そのため、トレーニングをするときには、メイクと相性の悪い汗をたくさんかくことを想定して、控えめなメイクをするように心がけることが欠かせません。さらに、トレーニングをした後には、すぐにクレンジングをしてメイクを落とすことがポイントです。運動で汗をかいた後には丁寧にクレンジングをして、長期的に美しい肌をキープしましょう。

運動後の肌におすすめのクレンジングについて知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね!
【日焼け止め愛用のスポーツ女子に!クレンジング・メイク落としを紹介】の記事はこちら

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