テニスは屋外でプレイするスポーツのため、メイクでは日焼け対策をしっかりすることがとても重要です。とはいえ、2人以上で行うので、日焼け止めを塗っただけでは肌が完成せず、他人の視線が気になるという人も多いのではないでしょうか。この記事では、テニスをするときに覚えておきたいメイクのコツやテクニックについて解説します。

もくじ

  • テニスのメイクにおいて押さえておきたい3つのポイント
  • ベースメイクでは日焼け止めをしっかりと!箇所によって塗り方も変えよう
  • アイブロウはメイクの上からコートをしっかりと塗る
  • アイメイクには汗に強いウォータープルーフを使用する
  • チークは控えめにしてリップで色味を出すと良い
  • 肌だけでなく髪への日焼け対策も忘れないように

テニスのメイクにおいて押さえておきたい3つのポイント

テニスを楽しむときのメイクのポイントは、大きく3つに分けられます。まず1つ目は、日焼け対策を徹底して行うことです。屋外でするテニスはどうしても日焼けしやすいため、肌のダメージを避けるために日焼け止めをしっかりと塗りましょう。紫外線が特に強くなる夏場は、最も紫外線ブロック効果の高い「SPF50・+ PA++++」の日焼け止めを選びます。紫外線防御効果を持続させるために、休憩時間などを利用してこまめに塗り直すことも大切です。ベースアイテムだけでなくリップやチークなどポイントメイクアイテムも、UV機能の高いものを使うのが鉄則です。

2つ目に、メイクが崩れてしまわないように工夫します。普段と同じ方法でメイクをしても、テニスのように動きが激しいスポーツをすると簡単に崩れたり落ちたりしてしまうからです。メイクの方法を変えたり仕上げにひと手間加えたりして、いつもとは違った工夫をする必要があるでしょう。

3つ目のポイントは、ナチュラルな仕上がりを心がけることです。テニスは屋外スポーツのため、健康的でナチュラルなメイクがよく似合います。日焼け対策をしたいからといって厚塗りをしてしまうと、どこか場違いで不自然な印象になってしまいます。厚塗りはメイクが崩れてしまう原因でもあるので、メイクするときはナチュラルに仕上げることを意識しましょう。

ベースメイクでは日焼け止めをしっかりと!箇所によって塗り方も変えよう

日焼け対策は、ベースメイクでしっかりと行っておくのが基本です。日焼け止めを塗るときには、顔の凹凸や日光の当たりやすい部分を意識しながら塗ります。顔の中で特に日焼けしやすいのは、目の下の頬骨の高い部分や鼻などです。こうした部分には、一度だけでなく重ねて塗るようにすれば、日差しが強い日にも紫外線から肌をしっかりとガードできます。

紫外線対策をするのは、肌だけでは不十分です。唇は紫外線ダメージを受けると、皮がむけたり荒れたりします。唇にもUVカット効果のあるリップクリームなどを塗ると、顔全体をカバーできます。ただし、唇は皮膚が非常に薄く繊細なため、厚く塗るのではなく少量を薄く伸ばすようにすると良いでしょう。

プレイ中の崩れを防ぐためには、顔にのせる油分を少なめにするのがポイントです。1本で日焼け止めや下地、ファンデーションというように、複数の効果があるBBクリームなどを使うと便利です。いくつものアイテムを重ね塗りする必要はなく、時短にもなります。ファンデーションを使う場合は、UV機能が高くて密着度の高いタイプを選びましょう。専用のスポンジを使って、肌としっかり密着させるように塗るとより崩れにくくなります。仕上がりがサラサラになるものを選べば、汗をかいてもべたつきにくく快適に過ごせます。

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アイブロウはメイクの上からコートをしっかりと塗る

メイクをするパーツの中で落ちやすくて困る部分として、肌と並んでよく挙げられるのが眉毛です。一生懸命テニスをしている間に、気がつくと眉毛がなくなっていた、などということは避けたいものです。眉毛メイクをするときは、パウダーだけだと落ちやすいため、ペンシルタイプも合わせて使いましょう。
パウダーアイブロウで眉毛全体を描いて整えた後に、ペンシルタイプのアイブロウで毛の薄いところを中心に補足していきます。さらに、上からアイブロウコートを塗ってガードすれば、より崩れにくくなります。アイブロウコートはドラッグストアや100均などでも取り扱いがあり、リーズナブルな価格帯のものも豊富です。これまでアイブロウコートを使ったことがないという人は、ぜひ一度試してみましょう。

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アイメイクには汗に強いウォータープルーフを使用する

アイメイクは汗や皮脂でにじみやすいため、ウォータープルーフ機能のものを選びます。アイシャドウでまぶたへの密着性が高く落ちにくいのは、パウダータイプよりもクリームタイプのほうです。クリームタイプのアイシャドウはしっとりした質感で自然なツヤを与えながら、乾燥からも肌を守ってくれます。
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アイラインも、ウォータープルーフタイプのものを使用するのがポイントです。アイラインが崩れる原因は、皮脂や汗や涙などです。そこで、綿棒を使って目のキワの皮脂や涙を軽く拭き取っておけば、メイク崩れを防げます。さらに、アイライナーを引く前にアイシャドウを塗っておけば、まぶたがサラサラになってアイラインの持ちが良くなります。汗をかきやすい人は、特ににじみやすい下まぶたにはアイラインを塗らないようにしましょう。

マスカラを落ちにくくするためには、下地とトップコートを使うのがコツです。まず下地をしっかりと塗ってから、ウォータープルーフタイプのマスカラを重ねます。マスカラを塗るときは、ボトルの口でブラシを軽くしごいて、余分なマスカラ液を落とします。まつ毛に塗る前に、ブラシをティッシュで軽く拭いても良いでしょう。マスカラ液がたっぷりつき過ぎているとダマの原因になり、パンダ目にもなりやすいからです。マスカラをうまく塗れたら、マスカラ用のトップコートを重ねてまつ毛をコーティングします。トップコートを使うと、まつ毛のカールをキープしながら、汗や皮脂からまつ毛をしっかりとガードできます。

チークは控えめにしてリップで色味を出すと良い

テニスは運動量が多いスポーツのため、プレイしているうちに顔色は自然と良くなっていくことが多いでしょう。そのため、運動前の肌の色に合わせてチークを塗っていると、テニスをした後には顔の赤みが強調されてしまう場合もあります。また、余計な油分を顔にのせるとメイク崩れの原因となってしまうことも覚えておきましょう。

運動すると血行が良くなることを踏まえて、テニスをするときはチークを控えめにしておくのがポイントです。「少し足りないかな」と思えるくらいでやめておくのです。普段顔色の悪さが悩みでチークを多めにつけている人も、テニスをする日は控えめにつけるのが良いでしょう。チークを控えめにして物足りなく思えるときは、代わりにリップメイクに力を入れてみることができます。チークをたっぷりつけるよりも、口紅などで色味を加えるほうが、顔を華やかに見せたいときには効果的です。華やかなレッドやローズ、健康的なオレンジなど、好みの色でリップメイクを楽しんでみましょう。

運動前に軽くチークをつけるときは、パウダーチークではなくクリームチークを選びます。アイシャドウと同じように、クリームタイプのほうが密着力が高く、崩れにくいからです。ただし、クリームチークはパウダーチークよりも発色が良いものが多いので、つけすぎてしまわないように注意しましょう。「少ないかな」と思えるくらいの量を指やスポンジに取って、少しずつ塗り広げていきます。つけすぎてしまったときは、スポンジに少量のリキッドファンデーションをのせて、チークをつけすぎた所にトントンと重ねれば色合いを調整できます。

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肌だけでなく髪への日焼け対策も忘れないように

日焼け対策というと、肌を守ることばかりに意識がいってしまいがちです。しかし、屋外でのテニスでは肌だけでなく髪や頭皮も紫外線ダメージを受けています。髪や頭皮には、スプレータイプの日焼け止めを使ってケアしましょう。
スプレータイプの日焼け止めを持っていれば、肌に塗る日焼け止めが汗で流れてしまったときにも使えて便利です。肌と同じように髪や頭皮もきちんとケアをして、紫外線からしっかりと守りましょう。

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