ランニングやマラソンは街中や公園など屋外で行うスポーツといえます。そのため、他人の目につきやすく、日焼け止めを塗っただけのすっぴんだと、視線が気になるという人も多くみられます。ランニングやマラソンをするときは、どのようなメイクをすれば良いのでしょうか。ここでは、ランニングやマラソンを行う際のメイクのポイントや、注意点について解説します。

もくじ

  • メイクをするうえでのポイントが知りたい
  • 日焼けを防ぐためにはベースメイクが肝心!
  • ランニングではアイブロウが目立ちやすい
  • アイメイクはアイラインにポイントを置く
  • 頬が上気しやすい人はチークレスでも大丈夫
  • 走った後にはすぐにメイクを落としてしっかりと保湿!

メイクをするうえでのポイントが知りたい

ランニングやマラソンをするとき、重要になるのが「日焼け対策」です。外を走ることになる以上、念入りに日焼け対策をして、紫外線をシャットアウトする必要があります。また、その後の予定を踏まえて「メイクのレベルや走る長さを調整する」のもポイントです。なかには、ランニングやマラソンをした後に、人と会ったりカフェでお茶をしたりする人もいます。このような場合はきちんとメイクをしておき、汗をかきすぎない長さの練習にとどめると、走った後に人と会っても視線が気になりにくくなるのです。

ただ、走る距離や時間、また時間帯や季節によっては、工夫をしてもメイクの崩れがどうしても防げないこともあります。特に、厚化粧をしているとメイクが崩れやすくなるため、注意が必要です。夏場だったりLSDという長くゆっくり走るトレーニングを行ったりするなど、メイクが崩れやすいシーンでは、厚化粧は避けてポイントメイクにとどめるのが無難です。

日焼けを防ぐためにはベースメイクが肝心!

屋外で走る場合、日焼けが大敵となります。なかにはUVカット機能のあるファンデーションを塗るから、日焼け止めは塗らないという人もいるかもしれません。しかし、ファンデーションはメイクが崩れやすく、ランニングやマラソンをしているうちに、汗で流されてしまうことがあるため注意が必要です。ベースメイクとUV対策は別物であるという考えを持ち、きちんと日焼け止めを塗るのが大切です。日焼け止めは伸びが良く、SPFやPAの数値が高いものを選ぶのがポイントとして挙げられます。伸びが良い日焼け止めはムラになりにくく、使い心地が良いのがメリットです。

なお、日焼け止めを塗るときは、顔全体にムラなく塗るように意識しましょう。特に、おでこやフェイスラインなどは塗りムラができやすい場所なので、注意が必要です。日焼け止めを塗ったら、そのうえからUVケア対応の化粧下地・BBクリーム・リキッドファンデーションなどを使って、ベースメイクを整えていきます。リキッドファンデーションは密着性が高く、肌になじみやすいのが特徴です。また、リキッドファンデーションは薄く付けると素肌に近く、ナチュラルな美肌を演出できるというメリットがあります。

リキッドファンデーションを塗るときは、スポンジを使って肌にたたき込むようにするのがコツです。ベースメイクの仕上げにUVケア対応のパウダーを重ねておくと、さらに日焼け対策を強化できます。UVケア対応のパウダーは、化粧直しの際にも活用できるため、手元に用意しておくと何かと便利です。パウダーは透明感があり、ラメが入っているものを選ぶと良いでしょう。大きめのブラシでふんわりと肌に乗せると、日焼け対策をしながら、肌をきれいに見せることができます。

ランニングではアイブロウが目立ちやすい

ランニングやマラソンをするときに、目立ちやすいのが「眉毛」です。走っているときに前髪をピンで留めたり、帽子の下に隠したりする人も多く、通常よりも眉毛が目立ちやすい傾向にあります。ただ、綺麗に眉毛を描いたとしても、汗でメイクが落ちてしまうこともあります。汗などで眉尻が落ちてしまうと、顔全体の印象が変わってしまう原因につながるため、注意が必要です。眉毛が薄かったり短かったりする人は、眉メイクが汗などで消えてしまわないよう、気を付ける必要があります。崩れない眉メイクをするポイントは、「ウォータープルーフタイプのアイブロウ」を使うことです。ウォータープルーフタイプなら汗などにも強く、ランニングやマラソンのときでも安心して使えます。ウォータープルーフタイプのアイブロウを使い、眉尻までしっかりと眉を描きましょう。

また、ふんわりと自然な印象の眉毛にするには、アイブロウで書いた後にコームでとかすのが重要です。コームで眉をとかすことで、ふんわりと自然な立体感が生まれます。もしも、フルマラソンなどに参加する予定であれば、数日間眉毛が消えない「ティントタイプのアイブロウ」を使うのもおすすめです。また、汗で眉メイクが崩れてしまわないか心配な場合は、アイブロウコートを活用するのも良いでしょう。アイブロウで眉毛を書き、そのうえからアイブロウコートを塗ることで、メイク崩れを防ぎやすくなります。
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アイメイクはアイラインにポイントを置く

アイメイクは顔の印象を大きく左右する、重要なポイントといえます。ランニングやマラソンをするときのアイメイクは、「アイラインにポイントを置く」のが重要です。アイラッシュにしっかりとマスカラを塗っておくと、目がはっきりと大きく見えます。しかし、マスカラは汗などで落ちやすいため、ランニングやマラソンをする際は塗り方に注意が必要です。マスカラを塗る場合は、トップコートをしっかりと塗り、落ちにくい状態にしておく必要があります。

なお、アイメイクの場合、マスカラに比べるとアイラインのほうがややメイク持ちが良い傾向にあります。そのため、メイク崩れが気になる場合は、マスカラよりもアイラインにポイントを置くのがおすすめです。ウォータープルーフタイプのアイライナーを使えば、メイク崩れを起こしにくく、目をぱっちりと大きく見せることができます。ただし、下瞼は汗がにじみやすく、アイラインが落ちやすい傾向にあります。汗をかきやすいシーンでは上瞼だけにアイラインを引き、下瞼には引かないようにするのが無難です。メイク崩れを起こしやすい部位を避けてメイクをすることで、汗をかいても美しい目元をキープしやすくなります。
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頬が上気しやすい人はチークレスでも大丈夫

ランニングやマラソンをするときのメイクで、悩む人も多いのが「チーク」です。チークは落ちることを想定して最初に濃く塗りすぎると、不自然になってしまう場合があるため、注意しましょう。チークを塗る場合は、落ちにくいスティックタイプか、後からでもメイク直しをしやすいパウダータイプを選ぶのがおすすめです。なお、チークはツヤのあるタイプを選ぶと、健康的なイメージになります。チークは鏡に顔を真っ直ぐ向けて、頬の両側にバランス良く塗るのがポイントです。顔の中央・目の真下・小鼻の横にチークを丸くいれると、血色が良く、華やかな印象を与えられます。

ただ、走っていると血行が促進され、チークを入れなくても顔色が良くなることがあります。そのため、顔色が赤くなりやすいタイプの人は、チークレスにしたほうが良いケースもあるのです。チークレスだと色味が少なく仕上がりが気になる、顔に色味をプラスしたいという場合は、落ちにくくメイクを直しやすい「リップ」で工夫するのがおすすめです。リップで色味をプラスすると顔の印象がぐっと引き締まり、女性らしさがアップします。リップは落ちにくいティントタイプや、グロスルージュなどを選ぶのも一案です。色は濃い赤よりも淡いピンク系やベージュ系を選ぶと、なじみが良く自然なメイクに仕上がります。リップを塗るとべたつきが気になるという場合は、淡い色付きのリップクリームを使うのも良い手です。保湿成分が含まれているリップクリームは唇を乾燥から守り、保護してくれます。

走った後にはすぐにメイクを落としてしっかりと保湿!

どんなにしっかりと対策をしても、走った後は汗をかき、化粧崩れを起こしている可能性が高いものです。化粧が崩れたまま放っておいてしまうと、肌荒れなどのトラブルを引き起こす原因につながるため、注意が必要です。美しい肌を維持するためにも、走った後は速やかにメイクを落として洗顔を行い、日焼けしたぶんの保湿ケアをしっかりと行いましょう。

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