
もくじ
- ウエアを買うときにおさえておきたいスノーボードが上達するために最低限必要な機能って?
- 今年のトレンドは、華やか×シンプル…?
- まとめ
ウエアを買うときにおさえておきたいスノーボードが上達するために最低限必要な機能って?
スノーボードはもともとサーフボードで急な深雪をすべる遊びが原点です。1960年代のアメリカで深い新雪を波に見立ててサーフボードに乗ってすべり降りる雪上サーフィンが盛んになりました。サーフボードでは飽き足らない人々がスキーを参考に合板にサイドエッジと呼ばれる金具を付けて、新雪だけでなく圧雪(踏み固められた雪)もすべれるように進化したのです。
機能1:上下のブランド統一
パウダースノーは深雪の中をすべったり登ったり転んだりしたときに、ウエストや首、袖口、裾から雪が入り込む場合があります。一旦ウエアの中に入った雪を外に出すことは難しく、溶けてビチョビチョになります。これを防ぐために、ウエアの上下はスナップボタンやファスナーでつなぐことができます。同じブランドのウエアでないと規格が合わずマッチしないので、スノーボードウエアは同じブランドで上下揃えるコーデが基本です。どうしても上下で違うブランドになるときには、パンツはオーバーオールタイプにしてウエストから雪が入らないようにしましょう。
機能2:袖・裾のパウダーガード
袖口や裾の内側のガードもきちんと付いているものを選んでください。袖口は指穴があいているもの、裾はパウダーガードが付いているものにしましょう。ときどき、パンツの裾のパウダーガードをブーツの中に入れている人を見かけますが、インしてしまうとブーツの中に雪が入ってしまいます。ブーツを履いたあとに外側にかぶせるようにして、フックやスナップをブーツのヒモに引っ掛けてずり上がらないようにしましょう。
機能3:ゴアテックスなどの撥水ハイテク繊維
ウエアの撥水・防水効果も重視してください。かわいいウエアを着ていてもオシリやヒザがビチョビチョに濡れていたり、擦り切れて繊維が毛羽立っていたり、毛玉になったりしているのはNGです。新品のウエアには耐水圧の表示タグがぶら下がっていますので、最低でも5,000mm以上あるものにしてください。ゴアテックスならベストですが、非常に高価になるのでお財布と相談してみてください。
今年のトレンドは、華やか×シンプル…?
近年は、ハイテク繊維への印刷技術が格段に向上しているため、プリント柄に人気が集まっています。特にレディースモデルは、パステルカラーやビビッドカラーでポップなプリントを施されたものが多いようです。コーデのポイントは上下ともにプリントものにはしないことです。上下同じプリントで揃えるのがトレンドだったこともありますが、今年はNG!ジャケットをプリントにしたらパンツは無地、ジャケットが無地ならパンツはプリントにしましょう。
あまりピタピタなウエアやぶかぶかなウエアも動きが制限されてしまうので避けましょう。やるからには上手くなりたいと思うなら、自分の体格にあったジャストサイズが一番です。メンズやボーイズが安いからといって選ぶとシルエットがラフになるのでやめておきましょう。メンズでは、今期はアースカラーが主流になっていますが、レディースはポップなカラーがまだまだ主流です。
ケース1:トレンドを抑えて目立つ ROXY(ロキシー)
ジャケット:MIKA NINAGAWA X ROXY WILDLIFE JK ¥37,800
パンツ:MIKA NINAGAWA X ROXY SNOWHOLIC PT ¥28,080
トレンドのプリント柄用いたROXYのスノーボードウエアは、寒さの中でも快適に過ごせるアイテム。こちらはROXYと蜷川実花のディレクションブランド、『M / mika ninagawa』のコラボデザインスノーボードウエアです。雪に映えるブルーと鮮やかなフラワープリントはゲレンデで目立つことまちがいなし!
ジャケット付属のフードは、着脱式で真冬以外は外して使用できます。
パンツは普段はジャケットに隠れる部分にフラワープリントがあり、トリックを決めたときにチラ見せできるかわいい仕様になっています。
ケース2:長く着るためにあえてシンプルなウエアを Burton(バートン)
ジャケット:Burton Jet Set Jacket(True Black) ¥ 25,000 - ¥ 27,000
パンツ:Burton GORE-TEX® Aero Pant(Jaded) ¥ 30,000
あまりトレンドに流されず、何シーズンもいいものを着たいというあなたにはプリント無しのシンプルなコーデをオススメします。
Burton の Jet Set Jacket と GORE-TEX® Aero Pant の組み合わせはシンプル・イズ・ザ・ベスト。スリムフィットで動きやすく、上達を大きく後押しします。真冬の大雪でも、春先の小雨でも、防水性と透湿性に優れているのでストレスなしです。
ジャケットのポケット内には裾を絞れるドローコードを内蔵しており、雪の侵入を防ぎます。絞ってたくし上げるのではなく、軽く絞るもしくはフリーにするのが近年のトレンドです。
パンツはゴアテックスなので雪上でオシリやヒザをついても大丈夫。内モモのベンチレーションを開ければ、激しいフリーランやハイクアップのあとも不快なムレを防ぎます。
まとめ
いかがでしたか。この冬のスノーボードウエアのトレンドを押さえたコーデで目一杯目立っちゃいましょう。街では着こなしが難しい派手なカラーでのコーデも冬のスキー場なら大丈夫。スノーボードはスポーツだけどファッションだって重要です。機能性とファッション性の両方どりのコーデでゲレンデを駆け抜けましょう。
高い機能性を持ったウエアを着用することで、上達も早くなり、スノーボードがより楽しくなります。上達すると今までと違った景色が見えるようになります。素敵な衣装を身に纏い、素敵な景色を見に行ってください。
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