
もくじ
- ロイヤルファミリーも楽しむテニスの歴史
- とにかくかわいい!テニスウェアの歴史紹介
- オススメ理由① かわいいウェア着用で自分にプレシャーをかけられる
- オススメ理由② むずかしいからおもしろくて奥深い
- オススメ理由③ 仲間が出来ると上達する
- テニスを始めてみたい、と思ったら
- 最後に
ロイヤルファミリーも楽しむテニスの歴史
現在のテニスの起源は、8世紀頃、フランスで発祥したスールという球技が始まりと言われています。
室内で、ボールを手のひらで打ち合うというシンプルな球技です。
14世紀頃、イタリアでガットを張ったラケットが発明されると、ヨーロッパの貴族の間で、ラケットでボールを打ち合う球技が大流行します。
イギリスの国王ヘンリー8世は、自分の城だったハンプトンコートに球戯場を作るほどハマっていたようです。
フランスでは、14世紀頃、「jeu de paume(手のひらの遊戯)と呼ばれて、貴族の間で大流行していました。
この頃も、宮殿の中に球戯場が作られ、貴族たちは着飾った姿のまま球技をして楽しんでいました。
テニスウェアは、流行のドレスということになりますね。
その後、イギリス、ウェールズ出身のウォルター・クロプトン・ウィングフィールド少佐が、現在のテニスにつながるlawn tennis(ローンテニス、芝のテニス)を考案します。
ネットを挟みながらラケットでボールを打ち合う競技で、屋外の芝のコートで行われました。
このウィングフィールド少佐の考案に基づいたローンテニスは、瞬く間にイギリスとアメリカでブームになり、1877年に第一回ウィンブルドン選手権が開催されることとなりました。
第一回ウィンブルドン大会では、男性選手のウェアは、長袖ワイシャツ、長ズボンという清楚な姿。
女性も、長袖のブラウスにくるぶしまであるロングスカートという動きにくい服装でテニスをしていたのです。
もともとが、貴族の間で流行した競技ということで、選手にも品格が求められていたようです。
とにかくかわいい!テニスウェアの歴史紹介
清潔感あふれる白いユニフォームも素敵ですが、女子選手のテニスウェアは、時代と共に徐々にスカート丈が短くなってきています。
くるぶしまであったスカート丈が、ふくらはぎあたりになり、膝丈になり、ミニ丈スタイルになったのは、1950年頃のこと。
それでは、テニス界で活躍した名選手と共に、テニスウェアの歴史を写真で振り返って見てみましょう。
1900年頃
シャーロット・クーパー(イギリス)1870年9月22日 - 1966年10月10日
ウィンブルドンで5度も優勝している強豪選手。きっちりとした服装で学校の先生のようなユニフォームですね。
1920〜30年代
ヘレン・ウィルス・ムーディ(アメリカ)1905年10月6日 - 1998年1月1日
1938年に年間グランドスラムを達成。スカート丈が膝丈になりました。プリーツも入って、動きやすそうです。
1960〜1980年代
ビリー・ジーン・キング(アメリカ)1943年11月22日生まれ
四半世紀に渡り、テニス界で活躍した名選手。スカート丈は現在と同じくらいになりましたね。
1980年~1990年代
シュテフィ・グラフ(旧西ドイツ)1969年6月14日生まれ
1990年代に活躍した選手の中でも実力&人気NO.1。定番のポロシャツにスカートだが、カラフルなものやデザイン性の高いウェアが増えてきました。
写真は、故ダイアナ妃とのお宝ショット。
1990年後半~2000年代
ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)1980年6月17日生まれ(姉)
セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)1981年9月26日生まれ(妹)
2000年代に入ると、個性の時代に突入。ウィリアムズ姉妹の出現で、女子テニス界は、パワーテニスの時代へ。ウェアも、カラフルにエネルギッシュにパワーアップ。

2000年代〜現在
マリア・シャラポワ(ロシア)1987年4月19日生まれ
2000年代、ウィリアムズ姉妹と共にトップ争いをした人気選手。ワンピースタイプのウェアの着用率が高い。かわいいウェアが浸透したのは、シャラポワ選手の功績が大きい。

2010年代〜現在
2010年くらいから、ウェアは、よりオシャレに女子度もアップ。
モデル並みの美女が多い、現在の女子テニス界。かわいいウェアが美人度をアップしていることは間違いない。
今後の活躍が期待される、注目美人選手を二人紹介します。
キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)1990年7月11日生まれ
世界ランキング11位(2017年4月10日発表)

ウージニー・ブシャール(カナダ)1994年2月25日生まれ
自己最高ランキング5位。近年は事故によるケガの影響で、成績不振。復活を望む。

オススメ理由① かわいいウェア着用で自分にプレシャーをかけられる

テニスウェアは、スカート丈も短く肌の露出が多いのが特徴。
テニスウェアあるあるですが、体型に自信のない人がテニスウェアを着ると、自分の体の欠点に目がいきます。
カタログで見ていたウェアは、とびきりかわいかったのに、いざ着用すると「あれ、カタログのモデルさんとなんか違う・・・」という現象がおきるのです。
短いスカートから結構な大根足が飛び出ている姿を見ると、ショックがグサリと心に突き刺さります。
このショックが大切なのです。ショックを感じないと、心から改善してやろうと思えないものなのです。
「頑張って痩せよう」とか、「鍛えて足を細くしよう」という本気のモチベーションに持ち込めるのが、テニスウェアの強みと言えるでしょう。
「生足は厳しい・・・」と感じたら、スパッツをはけば抵抗はなくなるので安心してください。
「かわいいウェアを着こなすぞ!」というポジティブなモチベーションに変えて
テニスを続けていくことができます。
オススメ理由② むずかしいからおもしろくて奥深い

学生時代テニス部に所属していたのですが、他の部の男子から「テニス部はラクそうでいいよなぁ」とバカにされたことがあります。
テニスをやったことがない人から見ると、ボールを打ち合うことが簡単そうに見えるようなのです。
実際にやってみるとわかりますが、ほとんどの初心者は、ボールを打ちかえすことすらできません。
空振りするか、ネットに引っかけてしまうかのどちらかです。
思いっきり打ち返すと、今度はラインオーバーになります。
テニスのボールを、ラケットで打ち返すという簡単そうに見える動作に、テクニックが必要となるからです。
テニスボールをうまく打ちかえすためには、ボールがバウンドして下に落ちる瞬間を捉え、ラケットの真にあて打ち返さなければなりません。
この「落ちる瞬間を打つ」という感覚を自分のものにできると、ボールをうまくコントロールすることにつながっていきます。
感覚をつかんだ後でも、腕の振りや、腰の高さなどで、ボールがネットにかかったり、あらぬ方向に飛んでいったりもします。
「なんで今のショットは、ラインオーバーしたのだろう」とショットごとに考えられる人は、上達します。
自分の上達していく過程を楽しむことができる面白いスポーツなのです。
オススメ理由③ 仲間が出来ると上達する

マラソンや水泳などは、基本的には、一人でやるスポーツ。自分だけのために運動し、効果を感じるスポーツです。
簡単に始められますが、続けるも途中でやめるも自分次第なので、続けるためには、強いモチベーションが必要となります。
その点、テニスは、相手がいないと成り立たないスポーツ。
最低2人は人数がいないと練習ができないのです。
「今日は気分がのらないからやめた」と、サボることは、相手にも迷惑が掛かってしまいます。必然的に、休まず続けることができてしまうのです。
仲間と一緒に競い、協力して上達していくスポーツだといえます。
テニスを始めてみたい、と思ったら
テニスを本格的に始めたいと思ったら二つの方法があります。
本格的に始める前に、ちょっと試してみたいという慎重派の人には、体験レッスンをおすすめします。ラケットもレンタルできるので、安心です。
大抵のテニスクラブでは、体験レッスンを設けていますし、お試し入会をさせてくれるサークルも結構ありますよ。
①テニスクラブに入会する
メリット:プロのコーチが教えてくれる。
デメリット:人数が多いと、自分の番が回ってこない。料金が高い。
②サークル活動に入る
メリット:コート使用料は割り勘なので、数百円でテニスを学べる。
デメリット:一人で飛び込むには勇気がいる。どんな人たちがいるか不安。
最後に
かわいいウェアを着てみたいからテニスをやってみたい!と思ったらぜひ、始めてほしいなと思います。
続ければ続けるほど上達していくので、きっと「おもしろい!」と感じますよ。
テニスコートに毎週通うモチベーションになるのであれば、ウェアから始めるという理由だってOKですよね。
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